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当院の特徴

認知症(もの忘れ外来)と生活習慣病の早期発見・治療に力を入れています.

生活習慣病については、各種内科系学会ガイドラインへ準拠した診療です。
科学的根拠に基づいた、現時点で統計学的に最良とされる診療を提供します。

認知症・軽度認知障害については、最新版の認知症疾患診療ガイドラインに準拠します。

皮膚科・アレルギー科が併設されています

副院長が皮膚科・アレルギー科を診療しています。

標榜科と診療内容

院長担当分野

当院脳神経内科では、認知症 (もの忘れ外来), 軽度認知障害, 脳梗塞後遺症 の治療に力を入れています。
その他、パーキンソン病など、入院を必要としない神経内科疾患の患者さんもいらっしゃいます。

※ 認知症 = アルツハイマー型認知症, レビー小体型認知症, 前頭側頭葉型認知症, 脳血管性認知症, 内科疾患に伴う認知症
※ 軽度認知障害 = MCI: mild cognitive impairment

当院内科は、生活習慣病の診療に力を入れています。
いずれも脳卒中や認知症といった合併症の予防を主な目的としており、最新の内科系学会ガイドラインに準拠した診療を行っています。

※ 生活習慣病 = 高血圧症, 脂質異常症 ≒ 高脂血症, 糖尿病, 高尿酸血症 ≒ 痛風

一般に精神科や心療内科が専門とする睡眠障害 ≒ 不眠症ですが、認知症発症のリスクであることもあり当院では診療対象の疾患としています。
認知症の方に安全に使用できる睡眠薬にも精通しています。
ただし、精神疾患に伴う睡眠障害 (うつ病や統合失調症に伴うもの)については、診断した場合専門の医療機関に紹介させていただきます。
喫煙習慣は医学的にはニコチン依存症として捉えられます。
禁煙外来として治療し、合併症の予防に努めます。
条件付きですが、保険適用診療です。

「カゼ」やインフルエンザウイルス感染など、一般内科疾患にももちろん対応します。

副院長担当分野

皮膚のさまざまなトラブルを診断し、治療を行います。

1、 アトピー性皮膚炎、湿疹、じんましん、足白癬(水虫)、にきび、熱傷、薬疹など
2、 感染症:単純ヘルペス、帯状疱疹、手足口病、伝染性紅班(リンゴ病)、疣贅(いぼ)軟属腫(水いぼ)などのウイルス感染、とびひ、丹毒、蜂窩織炎などの細菌感染、性病
3、 腫瘍病変:良性から悪性の皮膚腫瘍
4、 難治性病変:掌蹠膿疱症、天疱瘡、白斑、脱毛、多汗症
5、 デルマドローム;膠原病、甲状腺、糖尿病、内臓悪性腫瘍に伴う皮膚症状
6.アレルギー:血液検査、パッチテストなどの検査を行い、必要に応じて治療を行います。 

大きな手術や特殊な検査、入院治療を要すると判断した場合は、近隣の病院(大分大学医学部附属病院、大分岡病院など)を紹介いたします。

対象疾患


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本邦では 「認知症外来 = もの忘れ外来」というイメージが先行しているので、「もの忘れ外来」と併記しています。
ただし、「認知症の初発症状は必ずしも、もの忘れに限らない」ことが統計学的に示されています。「以前はできていた○○ができなくなった」「注意力が無くなった」「通り慣れた道で迷うようになった」など、「従来とは違う」という症状は全て認知症を疑う理由になります。進行抑制効果 (= 認知症の進行をゆっくりにする治療の効果) は、早期に認知症を発見した場合に最大化されることから、御心配の場合はできるだけお早めに受診されることをお勧めします。
認知症外来で最も大事なことは、まず初めに外科手術や内科治療で完治する認知症を見逃さないことです。これらの疾患を発見した場合は、原因に対する治療を行います。
アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症といった変性疾患の場合は、①進行抑制効果と②家族の介護負担の軽減 を重視した診療を行います。
最新版の認知症疾患診療ガイドライン(※)に準拠した診療を行い、その上で、脳血流シンチグラフィーの導入など従来の「診療所水準を超えた」診療体制を整えています。
※ 認知症疾患診療ガイドライン2017, 日本神経学会
受診を御希望の方は、上記リンク先で事前に情報収集して頂けましたら、スムーズに診療できます。

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軽度認知障害 (= MCI) は、「認知機能が認知症と言えるほどまで低下してはいないが、まったく健常とも言えない」という状態です。認知症の前段階です。
統計学的には年間10%程度の MCI 状態の人が認知症へ移行 (convert と言います) します。
一方、 年間14%〜40% 程度の人は MCI 状態から健常状態へ移行(revert と言います)します。
MCI 状態では、生活習慣病や睡眠障害といった認知症の危険因子の治療を積極的に行うことで、認知症への移行を抑制することが大切です。併せて、喫煙・飲酒・運動不足といったいわゆる不健康な生活習慣の是正も必要です。

御希望の場合は、認知症外来を受診されてください。

受診を御希望の方は、上記リンク先で事前に情報収集して頂けましたら、スムーズに診療できます。

生活習慣病は高血圧症・脂質異常症・糖尿病・高尿酸血症といった疾患の総称です。かつては成人病と呼ばれていました。加齢により発症すると考えられていたからです。

現代では「不健康な食生活や運動不足といった生活習慣が発症に関与する」ので「生活習慣の改善により予防できる」という観点から、成人病という呼称をやめて生活習慣病と呼ぶようになりました。

生活習慣病の特徴として以下が挙げられます。

・いずれの疾患も、それだけでは症状がほとんど無い。しかし、放置することで重大な合併症をきたす。
・投薬と生活習慣の改善により、合併症の出現を抑えることができる。

「健康に長生き」のためにぜひ治療すべき分野です。投薬を必要とせず、生活習慣改善のアドバイスで終了する場合もあります。御気軽に受診ください。


高血圧症 eyecatch 画像
高血圧症については、最新版の高血圧治療ガイドライン(※)に準拠した診療を行います。
脳神経内科の観点からは、脳卒中と認知症の予防が主体となります。
ただし、上記ガイドラインに沿って診療しますので、同時に下記合併症の予防が行えることとなります。
・心血管病 (心筋梗塞, 狭心症)
・慢性腎臓病 (CKD)
※ 高血圧治療ガイドライン2014 [JSH2014], 日本高血圧学会

脂質異常症 eyecatch 画像
最新版のガイドライン(※)に準拠した診療を行います。
脂質異常症はかつては高脂血症と呼ばれていました。
現在では、「悪玉コレステロールが多い」や「中性脂肪が多い」という状態以外にも、「善玉コレステロールが少ない」状態を独立した危険因子と捉えるため、脂質異常症と呼びます。
脳神経内科の観点からは、脳卒中と認知症の予防が主体となります。
ただし、上記ガイドラインに沿って診療しますので、同時に下記合併症の予防が行えることとなります。
・心血管病 (心筋梗塞, 狭心症)
※ 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017, 日本動脈硬化学会
※動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症治療ガイド 2013年版改訂版, 日本動脈硬化学会

糖尿病 eyecatch 画像
糖尿病については、最新版のガイドライン(※)に準拠した診療を行います。
脳神経内科の観点からは、以下の予防が主体となります。
・脳卒中
・認知症
・糖尿病性神経障害
ただし、上記ガイドラインに沿って診療しますので、同時に下記合併症の予防が行えることとなります。
・心血管病 (心筋梗塞, 狭心症)
・末梢動脈疾患 (PAD)
・糖尿病性腎症
※ 糖尿病診療ガイドライン 2016, 日本糖尿病学会
※ 糖尿病治療ガイド 2016-2017, 日本糖尿病学会

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高尿酸血症はかつては痛風と呼ばれていました。
脳神経内野分野で高尿酸血症が直接の危険因子となる疾患はありません。
ただし、高尿酸血症は将来における高血圧症出現の予測因子です。独立した危険因子と捉えるべきかどうかについては議論が分かれるところですが、高血圧症経由の心血管病・脳卒中を予防するために、積極的に治療すべき疾患です。
最新版の治療ガイドラインに準拠した治療を行います。
※ 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第2版2010, 日本痛風・核酸代謝学会

一般には不眠症と呼ばれることが多いかと思われます。
通常、精神科や心療内科が専門とされますが、睡眠障害は認知症発症の危険因子です。
従って当院では認知症予防の観点から積極的な治療を行います。
認知症の方に安全に使用できる睡眠薬にも精通しています。

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この項目はまもなく記載される予定です。
申し訳ありませんが、暫くお待ちください。

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一般皮膚科として診療します。
最新の知見に基づいた加療を心がけています。
以下が主な対象疾患です。

1、 アトピー性皮膚炎、湿疹、じんましん、足白癬(水虫)、にきび、熱傷、薬疹など
2、 感染症:単純ヘルペス、帯状疱疹、手足口病、伝染性紅班(リンゴ病)、疣贅(いぼ)軟属腫(水いぼ)などのウイルス感染、とびひ、丹毒、蜂窩織炎などの細菌感染、性病
3、 腫瘍病変:良性から悪性の皮膚腫瘍
4、 難治性病変:掌蹠膿疱症、天疱瘡、白斑、脱毛、多汗症
5、 デルマドローム;膠原病、甲状腺、糖尿病、内臓悪性腫瘍に伴う皮膚症状


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皮膚症状の強いアレルギ—性疾患を対象とします。
血液検査、パッチテストなどの検査を行い、必要に応じて治療を行います。
全身症状が強い場合は、当院内科で併診します。